ぼくは循環器専門医だけど、心電図が読めない

どうも、たおらーです。循環器専門医の書く徒然草。

時事|杉田水脈問題

どうも、たおらーです。

 

LGBTは生産性がない」で話題となったこの話。

生産性の定義が不明であることや、上記の部分にはもちろん反対です。ただ、全文を読んでいないのですが、主旨としては「LGBTなどのマイノリティに配慮することは大切だが、マジョリティ(ヘテロセクシャル)をおろそかにしてはいけない。今少子高齢化が問題であり、子供を産む人も大切に」というようなところなのだと理解している。

ここで政策論争をするつもりもないが、一つの意見としては「そうかもしれない」と思う。であるならばこそ、より伝わるように書くのが国会議員の務めではないのか?

 

また、反例が多すぎるのが突っ込みやすい原因だといえる

ヘテロセクシャルで子供がいないのは生産性がないのか?あるいは2人なら生産性ありだが、1人は生産性がたりないのか?安倍首相夫妻だって子供がいない→生産性ないのか?

 

・ひとくくりにLGBTとせず、LGBとTはそもそも別問題という議論もある。さらにいえば、確かにLGの方はそのカップルのみで子供を作ることは不可能であるが、「B」はどうか?例えば先日カミングアウトされた勝間和代さんは3人の子を持つ母であるが、現在のパートナーは女性である。杉田氏の文脈でいえば「生産性のあるB」ともいえるのではないか?このケースであれば実子のある程度の納得はあったほうがいいとは思うが、他人がとやかく言う話でもない。また、LやGであっても子供を「生む」ことはできなくても里親などで「育てる」ことはできるかもしれない。

 

・「生産性とは何か」「生産性がないといけないのか」といった系の議論も目にする。たしかにそう言いたくなるのもわかる。「生産性」という言葉がいやだ。

 

まっみんながハッピーになればいいな。