ぼくは循環器専門医だけど、心電図が読めない

どうも、たおらーです。循環器専門医の書く徒然草。

高校野球

どうも、たおらーです。たおらーは高校時代百人一首部で、全国大会に出場経験があります。当時はそこまで出場校も多くなかったわけですが、団体戦で優勝しようと思うと6~7試合はしないといけなかったと思います。というか、かるたの場合、一日でできる試合数ってどうしてもそれくらいになると思われます。結構疲れますし、エアコンは入れないことが多いと思いますので、それなりに過酷ではありますが、高校野球の比ではないと思います。

まずは、大阪桐蔭春夏連覇金足農業の健闘、そしてその他全ての高校の熱闘に敬意を表します。

ただ、やはり、投げすぎの感じは否めないと思います。

ではどうするか?一番多く言われる答えとしては「球数制限」だと思います。基本賛成です。何なら、国際的に、何歳までは一日最大何球、次回登板までに何日あける。などの決まりを科学的に設けるべきだと思います。

ただ、懸念されるのは「待ち」の作戦の多様です。ワンマンピッチャーがいたとしても、100球なら100球しのげば、KOしたことになるわけです。100点-30点-20点の3人よりは80点-80点-65点の3本柱のほうが有利になるので、100点のピッチャーにいかに投げさせるか?に焦点を置く作戦になるでしょう。はたして、それは面白いのか?完投しようと思えば最低3*9の27球。全員フルカウントまでいって、6球目で三振したとすると、(6*3)*5=90なので6回途中で降板です。ファールなどで粘ればもっと早く引きずり下ろすことができるでしょう。そうなると、中の上のピッチャーをそろえることが勝利の条件になりはしないか?それもどうだろうか?傭兵部隊と言われる県外のエリートをそろえてとなりはしないか?

サッカーにはジュニアユース組と高校サッカー組がいる。どの程度選択肢として機能するかは詳細を知らないが、おそらく野球の「リトルやシニアで結果を出す→高校部活の野球で活躍→(大学)→(社会人)→プロ野球」よりは選択肢として成立しているような気がする。

 

「甲子園の優勝投手は大成しない」このジンクスはジンクスではなく人災なのだと思う。