ぼくは循環器専門医だけど、心電図が読めない

どうも、たおらーです。循環器専門医の書く徒然草。

女子バレー|ブラジル戦を振り返る

headlines.yahoo.co.jp

 

どうも、たおらーです。飲みながらですが昨日の女子バレーのブラジル戦を通しで観戦しましたので簡単に振り返りを。

 

この大会通してであるが、スロースタートである気がする。一因として黒後がはまりきっていない印象を受ける。石井に代えてから機能しだすような。であれば石井で始めればいいのでは?昨日はMB陣も全員使っている。負けていて変えるのは理解できるが、いい流れを止めたことになっていないか?

 

一つ思われるのは、3次リーグ進出が決まり、「これまで控えだった選手のコンディションをあげたい」という発想である。であるならばこそ、なんとしてでもメダル

を、それもいい色のメダルを獲得してもらいたい。

 

また、バレー、特に女子バレーという競技は精神的に日本人に親和性の高い競技といえると思う。コツコツと、つなぐ、そういうメンタリティが必要な競技なことは議論を待たない。圧倒的なエースがいてもトスが上がらなければ、トスを上げるためにはレシーブがあがらなければエースも機能しない。TVサイドとしても「ワンプレー、ワンプレー頑張りましょう!頑張れ!ニッポン!」と持っていきやすい。しかし、昨日の放送には違和感が強かった。3次リーグ進出の条件について番組開始時点で「この試合結果で」と嘘ではないものの、あいまいと言わざるをえない表現であったと記憶している。「2セットとれば負けても3次リーグ進出」これはプールEのその他の試合が終了していることから試合開始時点で確定していた条件である。日本が負けると勝敗数で3チームが並ぶことになり、その順位はレギュレーションとして勝ち点、セット率、、、と決まっている。3セット入ってからさも今決まったように「これで3次リーグ進出は決定したわけですが」ではない。

 

何が言いたいか。もっと明確に進出条件をあげてほしい。サッカーではそうするではないか。事実先のワールドカップではポーランドに1点差で負けるという選択をしたが、試合前から予選リーグ突破の条件については報道されてきた。「そんなつまんねーサッカーやるならみない」という人もいたかもしれない。疑るわけではないが「2セット取れればあとはどうでもいい」これが伝わるとまずいのだろうか?スポーツはルールの中で行われている。なにも「頑張ったけど、惜敗した。でも次で頑張る!」だけの結論にもっていかそうとしないでほしいということだ。

 

それでも、頑張れ!ニッポン!