どうも、たおらーです。
今回のテーマは選択問題対策。最近は時間があるのでのんびりとレポートの加筆修正を行いながら、少しずつ筆記対策も行っていこうと思っています。
では、教材は?
1、日循のHPで公開している過去問・トレーニング問題
2、New 専門医を目指すケース・メソッド・アプローチ 循環器疾患 第3版
3、ネットに落ちている復元問題
では個別に
1、日循のHPで公開している過去問・トレーニング問題
問題点としては圧倒的に問題数が少ないこと。全部で200問程度しかない、かつ一番古いのは1993年て、、、第一世代のDESすらない時代なわけでそんな問題使えるのか?となると実質使える問題数はさらに減るでしょう。もはや全問公開してくれたほうがいいのにな
2、New 専門医を目指すケース・メソッド・アプローチ 循環器疾患 第3版
一応2017年に改訂されているという点は高評価。パラパラみた範囲ではTAVIとかも扱っており、新しいのはどうやら間違いない。ただ、「参考書」としてはそこそこ使えるかもしれないが、「問題集」としては戸惑いも多い。
胸痛、ショックで救急搬送された60代男性
意識はやや混濁、右上肢血圧78/42、SPO2 93%(5L)
Q 本症例の鑑別診断に対して、救急外来でまず考慮すべき検査はどれか
①血液検査
②安静時12誘導心電図
③胸部単純X線
④心エコー図
⑤胸部造影CT
(複数選択可)
さぁどう答えるでしょうか
もし「1つ選べ」となるとかなり難問のように思います。ほぼ1-4を同時にバタバタと行うのが実際ではないでしょうか?それでもと言われたら個人的には②安静時12誘導心電図かな。AMIかそうでないかをまず知りたいと思う。と思いながら、1-4と考えました。
本の正解としては1-5すべてだそうです。国家試験的に「まず」ときて造影CTはないな。もちろん肺塞栓や大動脈解離ももちろん鑑別に挙がることは言うまでもないわけですが、「まず」ではないだろう。根拠としては意識はやや混濁、右上肢血圧78/42、SPO2 93%(5L)の状態でいきなりCTは下手すると6年生で国試前疑心暗鬼期だとすると「禁忌」の文字すらよぎるだろう。
と、いうように問題集としては微妙である。
3、ネットに落ちている復元問題
復元度が低いが、一応チェックすべきではありそう。
いまいち何をしていいかわからない。専門医試験という市場はそう大きくないのか?まぁがんばろ。