ぼくは循環器専門医だけど、心電図が読めない

どうも、たおらーです。循環器専門医の書く徒然草。

令和

どうも、たおらーです。新元号「令和」決まりました。個人的には発表すぐはできなかった予測変換が15分くらいでできるようになったことが時代を感じました。

令和。まだなれないですね。一つ苦言を呈しておきます。有識者というのはどういう基準なのでしょうか。例えば、iPS細胞の山中伸弥先生って、その道の権威であっても元号の何?その人の携帯をとりあげ、閉じ込めるってのもどうなんでしょうか?

 

さて、出典は万葉集の序文からとったそうです。これもさらに出典があって、

「中国の六朝時代の政治家で、書家として名高い王羲之の書「蘭亭序(らんていじょ)」や同時代の詩文集の「文選(もんぜん)」を参考にしたのではないかということです。」ここまで

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190401/k10011869281000.htmlより引用

だそうで、そこに「日本オリジナルじゃないじゃん」という指摘もあるようです。

 

そうでしょうか。ほかのバンドがやればオマージュだリスペクトだといわれてもB'zがやるとパクリだと言われるのににているような気もしました。

0から1を生み出さないとクリエイティブじゃないというのは違うように思います。中国からの影響はあったわけで、「俺ちゃんと漢詩もわかった風流人だよ。さぁこの素晴らしい梅の花を愛でようではないか」という意味合いだと思うのです。アメリカ仕込みのDJがいるクラブで踊る方が、田舎者がDJやるクラブで踊るよりいけてるっしょ?みたいな(すみません私あまりクラブとか知らないので適切なたとえかわかりませんが。じゃあするなよと)

そして、そういう文化をとりいれて加工していくのが日本人らしいと思うのです。

 

まっ、なじんでいければいいなと思いますけどね。

いよいよ明日から・・・専門医試験受付

どうもたおらーです。実は循環器専門医と総合内科試験専門医試験のダブル受験を考えております。

↓総合内科専門医の受付

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↓循環器専門医の申請書類提出期間

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 ということでどちらも明日から送ることができるようです。そしていつの間にか循環器のネットでの申請書類作成期間って延長されているんですね。演題の少ない地方会か?という突っ込みはおいておいて。。。

 

あまり触れてはいませんでしたが、今回と来年の2回しか措置受験できないということで、今回は記念受験的な意味合いで受けようと思います。あくまでも一番目標は循環器専門医をとることでそちらに向けた勉強をメインにやっていこうと思います。循環器 8/18→内科9/8なので循環器おわったら内科を本格的に勉強しよう。

実は、手始めに総合内科専門医の循環器を勉強しようと思ったことがきっかけでした。なつかしのクエスチョンバンクの総合内科専門医試験予想問題集vol.2をやってみました。この問題集、循環器だけ簡単でほかが難しいという循環器内科医にとって不便な問題集です。とか思っていましたが、逆に血液の先生からすれば血液だけは簡単で、、、となるのでしょう。恐ろしいものです。

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悪筆で恐縮ですが、封筒2つ明日投函します!一緒に受験される先生方、頑張りましょう!

 

 

コンテンツ~はあちゅう&しみけん~

どうも、たおらーです。

AV男爵のしみけんさんとブロガーのはあちゅうさんが妊娠を発表されました。「人生全部コンテンツ」というモットーでブログだったり作家活動をされております。Instagramの「旦那観察日記」が好きでよく見ていました。その中で~妊活編~として妊娠までの道のりを綴られていました。

 

まずは、ご懐妊おめでとうございます!

 

このブログは循環器専門医試験を受けようと思ってググってもあまりよくわからず、ホームページもわかりにくく、、、と思ってて「ないなら攻略本を俺が書く!」みたいな気持ちで始めました。受けることを公言して落ちないように勉強するというプレッシャーを自分にかけるという意味合いもありました。試験は落ちても来年受ければいい。多少の金銭的な損失はあるとしても、仕事が失われたりするわけではないので。妊娠、出産をコンテンツ化できるのは純粋にすごいと思う。妊娠してから、安定期に入ってから、産まれてから、、、ではなく、リアルタイムに近い状態でコンテンツ化していくってすごいことだと思う。でも「今」じゃないと伝えられない何かもあるのだと思う。

 

すこしだけはあちゅうさんの「人生全部コンテンツ」に共感したものとして、このブログも頑張っていきたい。

イチロー

どうもたおらーです。イチロー引退しましたね。会見をノーカットでみました。本当に見ごたえのある会見で「イチロー節」全開!

記者への突込みがおもしろかった。「それ前聞いたよね」とかイチローじゃないといえないなきっと。

 

28年間の現役生活お疲れ様でした。これでまたイチロー国民栄誉賞論出てくるのでしょう。受けなさそうですけどね。

 

思えば一度鴨池球場で生イチローを小学生の頃見たように記憶しております。

 

まだアメリカに渡ったころに(大意です)「メジャーに来ることが目的ではない。活躍するためにきた。活躍するとは毎年200本打って、オールスターに出てということ」

なぜかこのインタビュー記憶に残っている。

 

これから何されるんだろう。

循環器専門医対策|試験編②

どうも、たおらーです。さて、試験勉強の実況です。

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http://www.j-circ.or.jp/information/senmoni/sen_training.htm ここから飛べます

 

ひとまず、最近気がついたのですが、去年の過去問がページに出ています。最初に出てくるのは上の表です。とりあえず、受ければ85%受かりそうということですか!

 

2018年の過去問の一つです

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まさかウィキに答えが直球で書いてあるとは。。。

ロレルコ。あまり使ったことはないなw。問題もいちいち英語で書かなくてもよくない?

 

 

循環器専門医試験対策|書類編⑩

どうも、たおらーです。

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 いつ送られてくるの~~と思っていた認定内科医の認定証が来ました。(おそら2/28)に届いていました。

まぁ書類作業する上で実はラストピースになっていたのがこの認定内科医証でありました。

読者(いるのかな)にお伝えしたいことは、2月末くらいに届きますよ~ってこと

というかむしろ、5年たつまでに循環器専門医試験受けましょう

循環器専門医|そもそも論

medical.nikkeibp.co.jp

 

どうも、たおらーです。日経メディカルの記事なんで会員出ない方は見れないかも。そして1年くらい前の記事でしたが、なんとなくネットサーフィンであらわれたので。

たしかに。医学生の目線にたつと、「まずは国家試験」それは偽りない気持ちであると思う。専門科を決めている人も決めていない人もとにかく「医師」と認められないと話が進まない。それにうんざりするほど暗記するものが目の前にある。「もう、試験なんて受けたくない」よくわかる。

先に偽善的なことをいえば、内科認定医でも今受けようとしている循環器専門医でも学会の求める医師像みたいなものを垣間見ることができる。受験資格はまさにそれだ。「こういう経験、知識のある人を認定したい」そこを理解できるだけでも大きいかもしれない。内科と名乗るならどのような領域の経験が必要だよ、学会発表は経験してねといったメッセージである。

また、試験勉強も臨床を経験してだと違った見方ができてくる。最近ではYearnoteの記載で「徐脈になる病態」の項目に「閉塞性黄疸」と載っていることにとびついた。学生の頃は流したかもしれない。でも自分がイメージする閉塞性黄疸の患者とはほぼイコール胆石・胆嚢炎で腹痛、発熱できた患者さんだ。当然どちらかといえば頻脈だったりする。この感じは臨床して勉強するから得られるような気がする。

医師たるもの一生勉強だ

 

 

もうきれいごとはいいだろうか。例えば、ある医学生A君が、講義や実習で循環器内科に興味を持ち、急性心筋梗塞カテーテル治療をみて、自分もやりたい!と思ったとしよう。彼に必要なことはなにか?

医師免許なしでカテーテルはできない。でも、別に循環器専門医がなくても(現時点では)できる。院内ルールで「循環器専門医でないとPCIはできない」と決める、あるいはそれをウリにする施設は出るかもしれない。ただ、現実的に決まりとして禁止するのは難しいと思う。地方などで急にできない施設が発生する可能性がある。

給与に反映される可能性がある。確かに同じ診療でも点数に差をつけることをほのめかしているが、多少の給与差が生じるかもしれないが、どの程度になるだろうか?多少給料少なくてもPCIやりまくれるほうがいいです!勉強するくらいならPCIって人いそう。

偉くなれない。これは大いにあるだろう。例えば公立病院の部長などの役職には必須という事態はでてくると思う。でも、A君がなりたいのは会議と外来に忙殺される部長ではない。

 

では、何のために受けるのだろうか。だれか教えてくれ。

個人的には今も楽しく勉強できているのであまり文句はないのだが、それこそ医学生に聞かれて答えられる答えを持ってはいない。お年頃だからとまぁなんとも理屈にならない答えしか思いつかない。いとわろし。