ぼくは循環器専門医だけど、心電図が読めない

どうも、たおらーです。循環器専門医の書く徒然草。

第47回総合内科専門医(2019年)受験旅行記

どうも、たおらーです。8/18に行われた第47回総合内科専門医試験の旅行記です。今回はいくつか特殊事情があり、参考にならない部分もあるかと思いますが、熱のあるうちに書いておきます。

今年度、来年度は措置期間で1回の内科認定医更新をしていれば書類審査なしで受験できます。もう一度あの書類をまとめると思うと、、、剖検症例もなく、、、ということで本命の循環器専門医試験はあったのですが3週間でなにかしら詰め込めばと頑張ることにしました。

5月中旬に試験会場がメールできます。それまでは「東京23区のどこか」みたいな感じ。早割とかのことを考えるともう少し早くしてくれると助かります。たおらーは山手線の中にいればなんとかなるやとえいや!で早割しておりました。新橋に宿をとっていました。会場が五反田と決まり、まぁそのままでということにしました。

さて、出発です。仕事を終え、飛行機に乗り羽田。京急で品川へ。受験直前に京急で事故があったので少し怖い気もしましたが。品川に着くと、水族館好きの血が騒ぎ、マクセルにお邪魔してきました。ちょうどショーもみれてよかったです。全体的に「都会の洗練された最先端エンターテインメント」という感じ。魚の数などは多くなく、水族館でお魚のお勉強をしましょうというつもりはまったくない。ショーのレベルは本当に高い。360度周りを囲む客席。すり鉢状になっている客席。通常助走部分も見せるために水中のイルカも見せますが、ここは水面より上だけでの勝負。かっこいい。

 

地下鉄で東銀座に出てジムに寄ってチェックイン。少し飲み食いして寝ました。あっ初めてSL広場に行きました。

 

9/8朝。今回の一つの特殊事情は「台風15号ファクサイ」こいつが帰りの時間に直撃しないかヒヤヒヤです。950hPa程度の勢力で関東にくるとは・・・やばい。帰りは最終19時10の飛行機ですが、飛ぶのか?結果試験の休み時間ごとに台風情報とANAのHPのチェックでした。日中全然晴れてましたけどね。

ホテルがルノアールと契約しているようで朝食は同じビルのルノアール。「めしばな刑事タチバナ」で時々出てくる関東にしかないあのルノアール! マジ俺田舎もんだな。で朝食をいただきました。

虎ノ門ニュースの観覧している場所近いんじゃない?と朝の散歩代わりに無人のスタジオ前までいき、「ここを通ってスタジオ入りしているあれね!」とかやってました。おかげで案外試験時間はギリギリw

TOC五反田。駅からは歩いても苦にならない程度の距離です。受験生らしき人がぞろぞろ向かっていくので迷いませんでした。会場はかなり部屋の数も多く、受験生も多いです。トイレは毎度結構渋滞するので別フロアにいったりしました。

2時間の3コマ。それぞれ85問-85問-80問の合計250問です。開始1時間と終了前10分は出られません。結構症例問題は読む分量も多く人によっては時間短いと感じるようです。考えてもわからない問題は鉛筆転がしてサクサク行きましょう。イメージとしては専門領域は考えすぎず、非専門領域は少し深読みしてって感じでしょうか。

11時~12時、14時~14時40分が休憩となります。案外どこで食事とるか問題は難しい。そこは眠気の来るタイミングとかいろいろでしょうから各自見当ください。私は11時に早めに食べることにしました。

ちなみに、結構空席が多いという情報も聞いていました。勉強していて「無理!」となったりでキャンセルされる先生もいらっしゃるようです。体感では9割は埋まっていたかなと。ただ自分の隣と前の先生はいませんでした。

3コマとも途中退出。特に3コマ目は急いで羽田に向かいうとにしました。試験終了時刻くらいには羽田空港着w。最終飛ばない可能性もあるか?とカウンターで一便前のものにかえてもらいました。結構時間食って、保安検査通過して乾杯。なんとか無事に鹿児島まで帰ることができました。

 

さて、今回の特殊性について検討したいと思います。

①台風

これは今後も同様の時期でしょうからまた巻き込まれる可能性はあるでしょう。実際予定外に延泊したなどの先生もSNSでみかけました。

 

②2020は会場が大阪

オリンピック、パラリンピックのため来年は大阪です。かなり受験生多かったけど収容できるのだろうか?ホテルなどの問題もあるでしょうし。オリパラのついでに関西で観光なんて外国人もいらっしゃったりするかもだし混雑、ホテルがとれないなどの可能性は高いかもしれませんね。

 

③移行措置最終年度

総合内科専門医がいるか?という命題はそれぞれ賛否あるでしょう。世代的にはサブスペ専門医のために「内科認定医」が必要だっただけという先生も多いのではないでしょうか。維持の問題も出てきますよね。しかし、とは言っても「試験だけなら頑張ってみようか。でももうあのレポートをもう一回というのは無理!」って先生多そうじゃないですか。ラストチャンスにかける締め切り効果で多いかもしれません。

 

受かっているといいな~じゃ!また!